雨漏り…!(サンルーフ編)

 

 

 

「雨漏りしてるみたいよ…。」
ある日、嫁さんからそう言われた。
雨の日に乗ろうとすると、シートが濡れているらしい。

「今度見てみるよ…」

最初はあんまり大したことはなかったみたい。
というよりも、雨が強くなかっただけなんだけど…笑

実際には結構漏れてました!

ちょうどパワー・ウインドのスイッチの所に
かかっていたので嫁さんがビニールをつけて
応急処置をしてました。
電気の接点には水は大敵ですからね〜。
水が漏れているのは
この青い矢印の部分。
ちょうど縫い目の所でした。

 

まず一番最初に疑ったのはサンルーフ用のドレンの穴。

コレがドレンの穴。

この穴がサイド・シルの下までつながっていて、排水をしてくれます。
ここが詰まるのは結構聞いてたので、ここを掃除します。

 

まず針金で突っつきます。結構入ります! その後、エアで吹きます。

 

サンルーフを開けたまま、水を流してみました。
ドレンの穴の詰まりはなく、水はきちんと排水してます。

これで大丈夫!

と思ったのですが…。


ダメでした!笑

念のため、サンルーフを閉めて再度屋根に水をかけると…

ものすごい勢いで同じ箇所から水が漏れてきますっっ!!!

 

「ダメだこりゃぁ…。」

 

どこを見てもわからないので、仕方なく内装をはぐってみることにしました。

まずゴムの部分を引っ張って外します。 取っ手のカバーを外し、ネジを外します。

 

内装を剥がすと、こんな感じのものが見えます。

赤の部分がドレンの穴へ通じているパイプです。

 

はじめてみましたが、どうもドレンの関係ではないようです…。

はてさて…?

どこかに穴はないものか…。
こんなときは、どこか光が漏れてないかを見ます。
すると…

ありました!光が見えます!!
たぶんこの穴から水が入ってくるだろう…と。
明るくするとこんな感じになってます。
丁度黄色の部分ですけどわかります?

 

今度は上から光の漏れている場所、いわゆる穴を探してみます…

まずはカバー(オレンジの部分)を外します。 この青い部分からの光でした。
でもどっから見ても元々の
つくりのままです。
新たに開いたものではありません。

こんなときは反対側も見ます。
左右同じなので、ここは塞ぐべきところではない
ということがはっきりしました。

つまり、本来ここには水がこないことになります。

「なんでここに水が来るんだろう???」

とりあえず、疑ったのはここ。

カバーを外すと切り欠きになってるんですね〜。

たぶんこの部分の合わせがよくなくて
水がドレンの方から入ってきてしまうのだろうと…。

そこでカバーの下にゴムをかませてみることにします。

カバーの形に合わせて切ります。

その後装着しました。
が…
ちょっと…ねぇ…。

というのは、このカバー、結構柔らかいプラスチック製で
しかも留めているネジは1本のみ…。

きちんと押さえが利いてない感じなんですよ、これが。

とりあえず、この状態でもう一度水を流してみることにします。

 

失敗…。

 

水は相変わらずすごい勢いで漏れてます。笑

 

他に隙間はないか…な…と…。

「たぶんコレだな…」

この赤い部分。 この矢印のところ。

ここにも隙間があって、スポンジみたいなパッキンがついてます。
たぶんこの部分が劣化していて漏れているだろうと思いました。

よく見ると、パッキンは赤い丸部分の右に見える黒いガイドの下全体に入っています。
さすがに全部は外せないので、この部分だけちぎって対処することにします。

こんなときはやっぱりシリコンを使います。
我が家のフロのシールが切れたときに使ったものがあったので
それを使うことにします。

まずはシリコンを盛ります。 ちょっと隙間が大きいのでゴム片を入れます。
カバーがきちんと閉まる大きさに調整します。
こんな感じです。

 

拡大したものです。

 

最後にカバーをつけます。
自分自身、なんとなく気になったので、カバー周辺にも
シリコンを盛ることにしました。

こちらが今回の原因と推定した箇所。 オレンジの枠内、つまりカバー周辺に
シリコンを盛ります。

 

そんなこんなで、現在雨漏りがなくなりました。
次に考えられるのは、黒いガイドの下全体に敷かれているパッキンかなぁ…。

 

とりあえず、現状は完治したので、
漏れてから考えるということにしておきましょう。笑

 

 

 

 

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