アンプ設置

 

 

 

今回、初の試みとして
アンプを設置することにしました。

オーディオ関係は
「やりだすときりがない」
 と言うので、これで終了です。

“ちょっと音がいい感じ!”
を目指します。笑

 

最近の車って、
純正で、かなりいい音に
なってるように聞こえます。
よくわかりませんが、
マッチングが取れてるというか…。
(おいらの感覚はその程度です。笑)

 

せめて、その位までは…

 

という思いで 
設置を決めました。

 

ファミリーカーとして
 車内の娯楽ですから。
(アニメソングばっかり)

 

一度付けてみたかったんですよね。
(これがホンネ。)

 

 

入手したのは
カロツェリアの
GM-3400というやつ。

4チャンネルなので
コレにしたんですが、
なにしろでかい。
(ちなみに比較対象があるわけではありません)
そして、
たぶん古い。

 

よく設置する場所としては
助手席の下や
トランク・ルーム(荷室)のようです。

 

トランク・ルーム(荷室)にもっていくには
大変なことが2つ。

@荷物がいっぱいあるので、固定すると他のものが使いにくくなる。
A配線コードの長いものが必要になる。→とっても高価。

Aの問題はことさら大きく、
設置場所は
「助手席下」になります。

ちなみに、助手席下に置くとしても
 配線コードは入手しなければいけません。

そこそこの長さだから安いだろう、
と思いきや、
目が飛び出るような値段っ!

 

ということで、
かなりの年代もののような
コードが格安で出ている場所で
入手しました。

 

おいらの場合、
そこまでのこだわりを
 持ってはいけないのです。

 

 

いざ、アンプを置こうとしましたが、
助手席のシートを
付けたままの状態では、
とても入りません。

 

シートを外して、
アンプを置いて、
再度シートをつける…

 

これでやってみると
 なんとかいけそうです。

ここにも数mm隙間がありました。

 

ただ、あまり助手席のドア側に
もってくると、シートを前後に
スライドさせた時に
シートレールとアンプが
接触してしまい、
シートが動かなくなってしまいます。

 

ということで、
めいっぱいセンター側に
寄せることにしました。

こんなに大きいんですよね…。

 

 

しかし、ここで問題発生。

アンプに入るジャックのコードの
曲がりがきつくなってしまいました。
(カーペットに食い込んでます)

 

 

これではマズイので、
曲がりをゆるくするために
カーペットに切り込みを入れ、
カーペットの下側から
配線をもってくることにしました。

 

 

まずはコンソール・ボックスを
外します。

赤矢印の3ヶ所のボルトを外します。

 

 

矢印の当たりに切り込みを入れます。

 

 

カーペットの下側からもってきます。 ちょうどいいので、
シフト・カバーの下を通しました。
こういう感じになりました。

 

 

 

その後、電源をとり、
スピーカーをつなげ、
仮配線で音出しをします。

 

 

『音が出ない…』

 

 

デッキ側からの配線、
配線方法の確認、
いろいろやりましたが
 原因がわからないっ!

 

 

『だめかぁ。また配線、元に戻すのかぁ…。
 きついなぁ…。なんとかなんないかなぁ…。』

 

とアンプを持ち上げて見ると

 

音が出た!

 

うれしいのと同時に、
「なんだこりゃあ???」

 

アンプの基盤のカバーを
押さえたりすると
音が出たり、出なかったり。

その都度、
「カチカチ」と
「パシパシ」という
中間的な音が出ます。

 

音が出るということは、
なにかしら、接点(リレー)の
具合が悪いというのが
想像できます。

いわゆる
接触不良みたいな。

 

 

ということで、

アンプを開けました。
この段階ではカバーを外しただけ。

 

 

基盤を見ながら、
状態を確認します。

矢印のような状態の箇所を、きちんと剥がしていきます。
もしかしたら、リークしてるかもしれないと思って…。

 

 

しかし、状況は変わらず…。

 

仕方がないので、基盤単体にして
状況を見ることにしました。

 

そこで、
リレーらしきものを発見。

この四角いヤツ。リレー端子の図記号もあります。

 

音もここから出ているような
感じです。

試しにそこを押したりしてみると…

 

ビンゴ!

 

ここを押さえておくと 
音が出るようになります。

 

 

そこで…

有り合わせで、こんなもの(赤矢印)を
突っ込んで押さえにしました。
こうすることで、2つのリレーらしきものを
外側(水色矢印)に押すようにしました。

 

 

すると、基盤を
どんなに動かそうが
きちんと音が出続けます。

 

 

『よし!直った!!』

と同時に、

『いいのか?こんなんで!?』

という複雑な心境だったのは
言うまでもありません。

 

 

そんな作業をしている時に、
ふと目に付いた小さな穴。

 

シート固定用のボルト穴。

『こんなとこにビスなんか落ちないよなぁ。』

と思った瞬間、
ビスが、ころころ…

 

こつん

 

 

落ちた…

 

 

ありえません!

 

 

正直、ヘロヘロで

「1本位なくてもいいよ…」

と思いました。

 

 

『でもやっぱり取らないと…』

 

 

磁力でつけるやつもないし、
どうしようか悩んでいた時、
強力な磁石を思い出しました。

 

ネオジューム磁石。

 

黄部分がネオジューム磁石。
ハードディスク内に入っている強力磁石です。
これをドライバーにつけ、ビス(赤部分)を拾い出しました。

 

 

これで、無事に 
アンプも組みあがり、
再配線もまぬがれました。

 

スピーカー等、本配線をしました。

 

 

デッキ側については、
時々ご機嫌斜めになるので、
ヒューズをすべて
グローブ・ボックス側に出して、
丁寧に納めました。

 

この位置にヒューズを出しておくと、
デッキを外す必要がなくなります。
うちのは、デッキが不調になったとき、
ヒューズを確認すると復活します。
接触の問題のようです。

 

 

シートを付けて、
レールとの干渉の確認です。

 

赤矢印がシートレール。
アンプについていた端子案内用のカバーをつけると干渉するので外したままにします。

 

 

できあがりです。

 

アンプの固定は、両面テープでしましたが、
ちょっと心配なので、足とアンプの間にゴム板を入れて、
押さえにしました。

 

 

音は変わりましたね〜。

今までとは比べ物にならない位に。
(あくまでもおいらの勝手な感想です)

 

 ちょっとびっくりでした。

 

 

 

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