ブースター・ケーブル改

 

 

会社の廃材の中に
発見したのが
 “熱収縮(絶縁)チューブ”。

 

それも
 結構太いヤツ。

 

 『 コイツは使える…!?』

 

 何に使うかって?

 

 

 

 おいらのブースター・ケーブルで…。

 

 

 

過去に一度
安売りのブースター・ケーブルを買って
 失敗したことがあります。

 

安い分、細いケーブルで
 普通の車でさえ、
 満足に使えなかったワケでして…。

 

細くて電気抵抗が大きく
電流が小さくなっちゃうわ
 ケーブルが熱持つわで…。

 

 

で、その後
太い、高価なヤツを買って
 20年近く(?)経ってるんだけど…

 

 

 こんな感じで、
 被覆が割れワレ状態になっちゃってて…。

 赤と黒のケーブルは、
ワレをカバーするための
 黄色の絶縁テープまみれ状態…。
 ちなみに、
 黄緑のヤツが熱収縮(絶縁)チューブ。

 

 

という状況に
 なっちゃってるんです、ハイ…。

 

 

ブースター・ケーブルの保管場所は
 当然車内。

 

 夏場の暑い時は、
かなりのモンだし
普段は丸まって保管され
それほど(ほとんど!?)動かされず
同じ状態のまんまの
 このブースター・ケーブル。

 

 被覆は割れワレ。
動かしたそばから
 ワレが増えてくし…。

 ビニール・テープはベタベタ。

 

 

 どうにかしたいと思ってたんですね〜。

 

 

 

で、今回
ケーブルの被覆の周りに
この“熱収縮チューブ”を
 被せることにしたワケです。

 

この収縮チューブの中に
ケーブルを通し
熱っすると
このチューブが収縮して
ケーブルに“ビッチリ”
 貼り付く(?)ワケです。

 

 

 ということで、
 邪魔なクリップ部分を外します。

 

こんな感じで、
切っちゃいました。

 

 

最初は
片側だけ切って
 チューブを被せておこうと思ったんだけど…

 

 矢印部分でかしめてあるだけで、
 肝心な芯線部分も挟んであるだけ…
 的なツクリだったので、
 コレも改良することにしました。

 

 

最初は
収縮させるために
家のドライヤーを使ったのですが
 全く歯が立たず…!

  全然収縮してくれませんっ!!
 (圧倒的に熱量不足!)

 

細いチューブなら問題なく出来るんだけど
今回のは
 いかんせん太過ぎたようです…。

 

 

ということで
 会社の道具を使わせてもらっちゃいました。

 

 ヒート・ガンです。
 コイツはメチャクチャ強力でっす!

 

 

まあ、そいう使い方をする道具なんで
 当然といえば当然なんだけど…

 

 

あっという間に
 出来ちゃいました。

 

被せたのは
 クリアの収縮チューブ。

 

 

で、ケーブルとの固定方法は
 こんな感じにしました。

 

 きちんと丸端子を圧着。
 コレは強いですよ〜。

 

 

 で。

 

ステンのビス・ナットで
 ガッチリ固定。
(ピンボケだけど…笑)

被覆も
 押さえ込んでおきました。

 

 

後は
カバーを戻して
 完成。

 

 

コレで、リーク(漏電)の心配はなくなりました。

 

 

嫁さんでも
 安心して使えるようになりました!

 

 

 

あとは
 “どれだけもつか!?”
  の耐久試験のみですな〜。

 

 

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