レカロ・シート修理

 

 

 

ある日
 ハチマルに乗り込んだ。

 

いつものように
 レカロに体を預けた。

 

 

『ん???』

 

 

 いつもとポジションが違う。

 

『なんだ?フルバケ??』

 

やけに尻が沈み込み
 両モモのホールドがいい。

 

 

 しばらく固まってしまった。

 

 

でも
いくら考えても
よくわからないので
そのまま
疑問符いっぱい状態で
 ドライブしていた。

 

 

用事をすませて
再度乗り込むとき
シートの下に
 何かがあるのに気がついた。

 

 

『…!』

 

 

座面のスポンジを支える部分が
  切れてぶら下がっているではないかっ!!

 

 

 

ちょうど時間が少しばかり取れたので
 速攻で応急処置をやった。

 

 

車内にあった電源ケーブルで支えることに。 無理だと思いながら、
タイラップでも押さえてみた。

 

 

シート本体の
座面スポンジまで破けたら
もうどうしようもないから
とりあえず
 下に落ちないように、
 ということで。

 

 

 

しばらくは
忙しかったのと
修理のプランが決まらずに
そのままだったけど
とりあえず
 修理をしてみることにした。

 

 

外している間は、こんな感じで対応。
ダンボールと電源ケーブル。


応急処置での感じから
ケーブルの取り回しは
 変えてみました。

面受けしてるのは
 ただのダンボールだしね。

 

こんな感じで大雑把にケーブルを保持。

 

その後は
タイラップをしぼりながら
 ケーブルの張り具合を調整しました。

 

 

 

タイラップのところは、
やっぱりゴムが負けて
 ちぎれたところがありました。

 

 

 

 

いよいよ修理です。

 

 

今回の修理方法として
 ゴムを貼り付けることにしました。

 

矢印のようなゴム板を当てることにしました。

 

元々のゴムは、割りと固め。

 

この具合が
シートの座り心地を
 決定ずけてると思います。

 

さすがに同じものはないので
手元にあった
 一番固めのゴムを選択しました。

 

 

 

接着に使ったのは
 普通のゴム専用接着剤。

 

瞬間接着剤も考えたのですが
あれは表面が硬くなるので
 やめました。

 

 接着部分の弾力性がなくなりそうだったし
 表面だけちぎれてきそうだったので…。

 

 

両面の接着剤をよく乾燥させ
着けた後は
両側にアングルをあて
シャコ万で締め固め
一日以上放置です。

 

 

 

できあがりは
 こんな感じ。

 

 

見た感じは割りときちんとついてます。

 

 

 

これは反対側から見た状態。

 

 

 

水色部分が当てゴムのところ。

 

 

試しに引っ張ってみると
割りと隙間が広がります。

 

やっぱり
 当てたゴムが柔らかすぎるようです…。

 

 

 

そんなことをしていると
 吉報が…!

 

 

なんと
いしきりやまさんが
同じ経験をして
 破れたものを持っていると!

 

しかもありがたいことに
そいつを
 譲ってくれるというじゃないですかっ!!

 

 

いや〜
 ホントに助かりました。

 

 

だって
作戦が失敗したら
重ねてつければ
 解決ってことですから…。

 

心理的には
 かなり楽になりました。

 

 

いしきいやまさん
 ありがとうございます!!

 

 

水色矢印が譲ってもらったもの。
黄緑矢印が今回直したもの。

 

 

 

とりあえず
 装着してみました。

 

こんな感じでシートに装着されました。

 

 

 さてさて。

 

これで
 どれだけもつでしょうか…。

 

 

 仮対策品は、今後のことを考えて保管です。

 

 

あとは
 今後の様子を見てみるしかありませんね〜!

 

 

 

 

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