レカロ・シート修理5
( ほつれ&スポンジ編 )

 

 

なかなか
年季の入っている
 我が家のレカロ。

 

座面のサイド・サポートを
低く加工したけど
やっぱり
 降りるときには擦ってしまう。

 

 結果、
 表面がほつれてきてしまうワケです。

 

 

前回
一般のシート生地を被せて
補強&補修をしたけど
 そいつも限界。

 

ということで
 再度補修をしてみました。

 

前回使った生地は
カッコよかったんだけど
 ちょいと薄め。

 

その生地は
なくなってしまったので
今回は
ちょっとカッコ悪いけど
 厚めの頑丈そうなものを使いました。

 

こんな型紙を作り、

生地を切り出しました。

 

 

 

そんな準備をしておいて
実際にやるのは
 小雨の日。

 

 だって、外作業出来ないじゃんね!

 

シートを外せる位の小雨の日
家の中にて
 手縫い裁縫となりました。

 

シート下の金具で
床等を傷つけないように
 布を敷いて置いてます。

 

 

 

レカロの現状は
 こんな感じ。

 

結構ヤラレちゃってるでしょ?

いくら薄かったとは言え、純正シートの生地なのに…。

 

 

ホントは
2枚で片側を作るので
その合わせ目は
ミシンでやる気満々だったんだけど
 壊れてて…。

 

 結局、2枚の合わせも手縫い。

 

 もちろん、
 シートへの合わせも手縫い。

 

 まあ、頑張りました。

 

 

こんな感じで完成。

左右の合わせ目のラインが違うのはご愛嬌ってことで。

 

 

 実際は、
スポンジの形状が違うので
 仕方がないんだけどね。

 

 

 で。

 

この際だから
ついで(?)に
思いっきり型崩れした
 スポンジの補修もやってみました。

 

 

こんな感じでボロボロのバラバラ…。

 

 

 

なんとか
もともとのスポンジを
使うべくやってたんですが
 もう限界ですね、コレは…。

 

 

仕方なしに
捨てるものは捨てて
新たに
別なスポンジと
 布を巻いてみることにしました。

 

@が布(不要となったタオル)。
Aが別なスポンジ。

 

 

これで
なんとなく形は出来上がったので
カバーを被せ
 組んでみました。

 

 

 ところが…

 

 

 

矢印部分に、おかしなシワが出来ています。

 

 

試しに座ってみると…

 

シワになってる部分が
出っ張りすぎていて
 座るとモモがイタイ…!

 

 

ということで
 やり直しです。

 

 

まずは気になったココから。

 

 

先っぽの辺りが
 膝外ちょっと上のモモに食い込んで
痛かったんです。
(ちょうど急所なんで…。笑)

 

 

そのため
先の部分の布をやめ
何か、他の柔らかいものにしようと
考えて
 ひらめいたものがコレ。

 

 

エアー・キャップっていうんだったかな?
おいら的には“ぷちぷち”で通じるんですが…。

 

 

 

こんな感じで入れて、

挟んでみました。

 

 

 

座面側の布とスポンジも減らしたので、
このようにシワにならなくなりました。

 

 

座った感じも悪くなかったので
 この状態で“本決め”としました。

 

 

もう一度開けて、
ずれないようにガムテープで
 ある程度の位置決めをしました。

 

 

 

 

まあ、ひとまず
 完成ということに。

 

 

 

 

正直
ベストという座り心地ではないけど
 現状仕方がないかなぁ。

 

しばらくは
 コイツで様子をみてみることにします。

 

 

 

内装編へ   TOPへ