レカロSR装着!

 

 

久々に泥んこ遊びに行くことになり、あっきーに連絡を取りました。
すると、あっきーは80を降りるというのです。
正直驚いたけど、本人が決めることだから仕方がありません。
一緒に遊んでいたメンバーが去るのはちょっとばかり寂しいけど…。

 

そんなこんなで、話していると、
「レカロのシートあげるよ!」
という感謝感激雨あられの一言が!
実際にはすでに、レカロのLXタイプ(?)がついていたんだけれど、
実はこれは嫁さんにはかなり不評だったのです。
ちょうど、嫁さんが座ると後頭部の辺りをヘッドレストの下の部分が押してしまって
前かがみになってしまうことと、
サイドサポートの部分がちょうど肩にあたり、
さらに前かがみになってしまい、とても切ないということでした。
僕自身にはとっても具合がよく、お気に入りだったのですが、
どうしたもんかと悩んでいた矢先の吉報でした。

 

ただ、問題もあります。
なぜなら、あっきーのレカロはSRなのです。
要するにサポート部分が結構あり、
特に座面のサイドがかなりの高さになっているのです…。
これは、運転中はいいのですが、乗り降りの際には、邪魔でしかなく、
ぱんくるの車高では、なおさら気になる障害物となるのは必至!
僕自身は我慢できても、嫁さんには難しいよなぁ…。

 

ということで、またまた、加工ということになりました。
(レカロファンの皆様、ごめんなさいね。)

  

 

あっきーから譲ってもらったときにはこんな感じで破れていました。
いずれにしろ、補修が必要なので、カバーなどをはぐってみました。
パイプがあるのは触ったときにわかっていたので、「これを切るしかないなぁ」と考えていました。
どう切るかについては、開けてみないとわかりませんでしたが。

 

左図
開けてみると、こんな感じでパイプがありました。
パイプの途中には、フラットバーの補強も入っていました。

右図
中のスポンジは型崩れしていて、
変形してるは、千切れてるは、
ぼろぼろカスが出ました。

 

 

 

 

何回も座り、どの位の高さのサポートにするか(いくら邪魔とはいえ、ある程度はサポートしてもらわないと…)を
検討した結果、補強の入っている部分で切ることにしました。
切ってみると、単なる中空パイプだったので、曲げるのも簡単でした。

 

第1回目。
やはりここでも貧乏性が出てきて、思い切り削れず、
こんな感じにしてしまいました。

しかし、実際スポンジをつけて確認したところ、
痛いのなんの…。
いい感じで刺さりました(笑)。

 

第2回目。
より滑らかなRになるように、
ぎりぎりまで削りました。

 

体重が常にかかるし、スポンジの状態もよくないので、
少しでもとがった部分を無くそうと、
プラスチックダンボールでカバーを作り、
タイラップで止めました。

 

 

次は、カバーの補強です。
オークションなんかでもかなり見たのですが、
レカロは何かと破けてしまうのが多いようで、
やはり補強が必要です。

破けてしまうとそんな簡単に補修できません。
しかし、毎日使う車なので、シートを外しておくこともできません。
ここでは手間を惜しまず、徹底的にやります!

@ショルダーの部分
Aサイドサポートの部分
B座面サイドサポートの部分。

以上の3箇所の補強を決めました

微妙なRが大変だったため、ミシンまで出動しました。
何十年かぶりにミシンを使いました。
ちなみに電動式は初めてかな?やっぱり早かった〜!

 

 

 

ここからは、すべて手縫いとなります。
まっすぐの針だと、なにかとやりにくいため、針をコンロであぶって曲げ、専用のものを作って生地を縫い付けました。

 

この生地は、トヨタ純正用のシートのものなので、強度的には安心できます。

 

こんな具合で、我が家のぱんくるにはレカロのSRが装着されました。

 

 

このシートは嫁さんにも好評です。
しかし、僕自身は、サイドサポートがゆるい感じがしていました。
そんなことをダストストームの松永さんに言ってみると、
「座面と同じようなパイプでできてるだけだから、多少絞れるよ」
と教えてもらったので、早速絞り込んで、好みに合わせちゃいました。

 

シートの角度の調整が左右についています。これはとっても便利です。
一見右側を使うと思われがちですが、シート自体の幅があるため
ドアとの隙間があまりなく、やりにくいのです。
おまけに4点式のシートベルトも付いてるし。
その点、左側の調整ダイヤルはとっても使いやすく、重宝しています。

 

最初についていたレカロは当然不要になります。
周囲からは助手席に付ければいいと言われましたが、子供が寝たときにシートを
倒すのにダイヤルを回すのではあまりにも使いにくいため、やめました。
この点は純正はやりやすいですよね。

 

ということで、大切に使ってくれそうな人に譲ろうということになり、いしかわさんの80へ嫁いで行きました。

 

あっきーにも何かしてあげなければ!
ということで、あっきーの不用品をオークションに出してあげ、
ちょっとした小遣い稼ぎをしてあげました。
本人も喜んでいたので、これでよしとしましょう!!

 

追加です!

 

いろいろとポジションを研究して、おいら好みにしました。
やっぱりポジションは大切ですよね。
さすがレカロの正規品だけあって、
このシートレールはいい!
結構調整ができるんですね〜。
おいらとしては座面が高い方がいいので、最終的には
調整できる範囲で一番高い位置に固定となりました。

 

シート下のクリアランスは結構広いです。
ちなみに前足側にあるベルトは
子供の乗降時の差さえ用です。
このおかげで多少高くても大丈夫。
結構使ってます!

 

調整内容は以下の4点について一通りやってみました。

 

@座面の傾き
A背もたれの傾き
Bシートの前後
Cその時の体調

 

その時々での印象が違うので結構大変でした。
ある程度距離も乗らないと疲労度合いもわからないし…。
あっきーのところから来た時には、前が一番下の穴で後が真ん中の穴で固定してありました。
おいらの好みの結果、前後とも一番下の穴(つまりシート位置が一番高くなる)で、
後の足の下に1mmほどのワッシャを入れて完成です。
ただ、おいらの80はこのボディ側のステーが割れてしまったため、
1mm厚のステンレスの鉄板が溶接してあります。
だから実際には2〜3mmほどノーマルよりは高くなっていると思います。

 

シートのベースフレームの足の下に
ワッシャを入れて高くしてあります。
これは後側です。
穴が3箇所あり、高さ調整が出来ます。
これが前側です。

 

今でも毎回乗るたんびに背もたれとシートの前後位置は調整します。
上着を着ているだけで背もたれの位置は違ってくるので…。
基本的には上着を着て運転するのは嫌いなんで脱いでることが多いですけどね!

 

レカロ純正だけあって、前後位置の調整移動間隔が細かく、かなり重宝してます。
普段は嫁さんが乗ってるしね。

 

正直、おいらの場合、他のシートは乗れないって感じです!笑

 

 

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