静岡県・磐田市総合防災訓練C
〜2012.9.2〜

 

 

いよいよ
 “倒壊家屋からの救助”訓練の開始です!

 

 

 

 

まずは
粉川さんから
訓練のやり方について
 説明がありました。

 

 

@

倒壊家屋へのアクセスは正面からのみ。

 周囲の建物も倒壊している場合と考え、
 道路側(つまり玄関方向)からしかアプローチが出来ない、という想定。

 

A

使っていい道具は、一般的にあるであろう車載ジャッキのみ。
撤去した木材は切る等の加工は自由、かつ道具として使っていい。

 レスキュー専用の道具はなく、
 身近な道具、今あるものしか使えない状況という想定。

 

B

倒壊して、上に乗っているものを撤去してからの救助ではなく、
基本的には隙間を作り、そこから救助する。

 倒壊家屋の瓦礫を全て撤去する時間も労力もないのが現状。
 人命を繋ぐ為にも、最短時間での救助をすることを考えての想定。

 

C

ジャッキで持ち上げた後は必ず、他の部材を入れたりして
持ち上げ状態をキープすること。

 余震が起こる前提。
 ジャッキのみで支えている場合、余震でジャッキが倒れるという想定。

 

D

要救助者を助ける際、他に埋もれている要救助者に
負担がかからないように注意。

 何人下敷きになっているかは不明だが、
 見つけた要救助者は全て助けるつもりで行動。

 

大まかには
 上記のような話しがありました。

 

 前にも触れましたが、
この訓練は
粉川さんが体験した
阪神淡路大震災での一場面が
 発端となっています。

 

レスキュー道具が揃っている状況下での
 倒壊家屋からの救助訓練も大切です。

 

いざとなったら
レスキュー道具を取り扱えることも
 もちろん大切です。

 

しかし
そんな恵まれた条件下ではなく
いつどんなときに巻き込まれるか
 誰にもわからないのが“災害”なのです。

 

そうして起こってしまった
大震災に巻き込まれ
自分達だけで
なんとかしなければいけなかった
 粉川さんの
過去の厳しい体験が元になっているのです…。

 

 

 

その後
3つの班に分かれて
 救出訓練が始まりました。

 

 

それぞれが、それぞれのグループ内で協力して救助を始めました。

 

 

 手順としては…

 

@

要救助者を探す。

A

発見した要救助者を、どの順番で救助をするか決める。

B

ジャッキ等、あるものを使って救助を開始。

 全員で救助方法の検討、決定。

 救助中、別な要救助者へ負担がかからないことを確認する。

 倒壊家屋の状態を見張る(救助中、崩れないか?等)。

 誰が何をやるか?役割分担を決め、
 お互いに声を掛け合いながら救助を行う。

 救助者が巻き込まれる二重災害防止を念頭に行動する。

C

救助完了。

 

 という感じです。

 

 

救助方法について、みんなで話し合い…

 

 

救助開始!

それぞれの役割分担で協力してやっていきます。

 

 

最後までうまく救助が出来なかった班に
粉川さんから
 アドバイスがありました。

 

 

 

 “テコ”を使え!

 と。

 

 

上の画像のように

@

頑丈な角材等を入れ、角材をジャッキで押し上げる。(白矢印)

A

上がった時点で、角材を支える材料をあてがい、
倒壊物を押し上げたまま保持。(黄緑)

B

その後、ジャッキを外し、更に押し上げるべく、
内側(水色矢印)にジャッキを再セット。

C

ジャッキで上に押し上げ、更に内側に支えの角材をあてがう。

 

これを繰り返していけば
 倒壊物を上にあげることができ、
 救助通路の確保ができるワケです。

 

 

 『むぅぅぅぅ…。』

 

 なるほど…。

 全然気がつきませんでした。

 

的確なアドバイスができなくて
最後まで残っていたのは
 おいらが見ていた班でした…。

 

テコの原理は知っていても
 全く応用が利かない…。

持っている知識を
実際の現場や状況下で
 使えてないこと、
実践できないことを
 痛感した一日となりました…。

 

 

全班の救助が完了し
 粉川さんから総括がありました。

 

救助しあぐねていた状況から抜け出したのは、テコの原理であること、等々。

 

 

まあ、正直なところ
おいらはあまりにもショックで(笑)
そのことだけが
 痛烈に頭に残っていたんですけどね…。

 

 

しかし
今回は土嚢袋で
 これだけてこずったワケです。

 

実際、これが人であった場合
手があったり
 足があったり…。

 

挟まれている部位は
 かなりのものである場合があるはずです…。

 

それをすべてフリーにして
救助するというのは
 とてつもなく大変なことだろうなぁ…

 と改めて思いました…。

 

 

 

その後
アーゴのデモンストレーションが
 残ったメンバーの中で開催!
 (やっぱりみんな興味があったみたいです!笑)

 

 

 

以上で
訓練が終了し
 解散となりました。

 

 

 


 思ったら…!

 

さすが粉川さん
 やってくれます!

 

 

本日、大活躍の
 粉川号。

スピーカーの使い過ぎで
 まさかのバッテリー切れ。

 

 

なんと!
リョウスケ君が
粉川さんを
  レスキューしてますっ!!

 

 

最後の最後に
“自助・共助”での締め括り。

 


 笑い話のご提供、
 ありがとうございました!

 

 

 

それにしても
 各地で実施される“防災訓練”。

 

その気になれば
役に立つことや
 新しい発見ができます。

 

 自分を守るため。

 家族を守るため。

 身近な人を守るため。

 

 今後も参加していきたいと思います!

 

 皆々様、お疲れ様でした!

  またよろしくお願いします!!

 

 

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