白菜のつけもの
おいらは白菜のつけものが大好物。
理由は単純明快。
『うまい』からだ。
もちろん、
おいらにとってね。
小さい頃だったかな。
親戚の家に遊びに行った。
そのとき、そこのおばさんに
おいらはこう聞かれたことがある。
「なにが食べたい?」
おいらは
「白菜のつけもの!」
と答えた。
もちろん、自信を持って
そのとき一番食べたいものを言った。
そして、何年か経って、
おばさんと話をしていたとき
このときの話が出た。
実はおばさんにもかなり
インパクトがあったとのこと。
だから覚えていたのだと。
その時のことを思い出しながら
「何食べたい?と聞いたら“白菜のつけもの”って言うから…。
なんて不憫な子だろうって思ったんだよ…。」
だってさ…。
もちろん、おいらは完全否定した。
でも、通じたかどうかはわからない。
……。
価値のあるものは
人それぞれ違うんだ。
高価なものだから…。
みんなが『うまい』と言っているから…。
確かにそんなときもある。
でも、『うまい』を決めるのは
誰でもなく自分自身なのである。
みんなも『うまい』と言ってる。
自分も『うまい』と思う。
みんなはイヤみたいだけど、
自分は『うまい』と思う。
胸を張って
そう言いきれる
自分の“価値”を
持っていきたい。
創っていきたい。
もちろん、変化も含めてね。
自分が思ってもいないことに
「価値を感じろ」
と言われても無理なものは無理。
まっぴらごめんである。
自分にとって大切なもの。
それを見つけ、
持ち続けること。
それが自分の人生を
豊かにするのではないだろうか…。
今が旬の白菜のつけもの。
今日もたくさん食べた。
やっぱり『うまい』んだよね。
同じように漬けても
微妙に味が違うあたりが
これまたサイコーなんだな〜。
遠慮なんかしてるわけじゃないのさ。