ゼロ・ポジション

 

 

 

目の前に拡がっていた…。

 

拡がっていたものは、見ての通り“さくら”…。
芝生の上に、“大の字”になって寝転び、
目を開けてみると、目の前に拡がっていたのは
とってもきれいなさくら。

とっても疲れているとき、この“大の字”でねっころがるのは心地よい…。

そんな話を以前していたら、
自衛隊にいる後輩から聞いたんだよね。
ゼロ・ポジション…。

ヤツが言うには、この“大の字”というのは、
人間の筋肉が一番リラックスした
状態なんだって…。
だから解剖学的に、この“大の字”というのは必要だという。
“大の字”を“ゼロ・ポジション”と呼んでいると…。

 

だからか…。
心地いいのは…。

 

 

久々に外に出て、のんびりした。
“大の字”になって…。

ここ最近、いろんなことが重なり過ぎて…ね。

 

 

みんなで桜を見に行った。
やっぱりなんとも言えないよね。
つくられたものではなく、
生きているものの美しさっていうのか、
なんとも言えなかった。

 

 

桜吹雪…。

小さく見える白っぽいものが全部桜の花びら…

 

ひとつの節目として、今あるものが散り、
次の新しいものを生む。
時間が経つにつれ、確実に変わっていく。
その散り方がきれいなのか、
新しいものを生むからきれいなのかはわからない。
でも、桜の花びらが風と一緒に舞っている様は
とってもきれいなんだよね…。
とっても、感動しちゃう。

 

そんな時間を過ごして来た…。

 

決して頭から拭い去ることができないこともあるけれど、
一瞬は忘れることはできたかな…。
ってね…。

天気がよかったら、なおいいんだけど贅沢は言えないね〜。充分きれいだったし!

 

そんなときに限って、いろんな人が声をかけてくれる。
ツレがビデオを持ってきてくれたり、
くだらない話に付き合ってくれたり…。

 

 

不思議なもんだなぁ…、と思う。

 

 

役目を終えて、ひっそりとたたずむ40がいた…。

 

みんなでやった「だるまさんが転んだ」。
桜吹雪の中、大声で笑いながら楽しんだ。

このときの鬼は、まさや。
ルールわかってんのかなぁ…。
ちなみにおいらは忘れた!笑

 

ゼロ・ポジション…。
やっぱりいいね。

そっと目を閉じてみた。
自分だけの時間…。

 

しかし…。

 

なんか体に重さを感じた。
もう一度、重さを感じた。
さらに、もう一度。
そしてまたまた、もう一度…。

 

最初にまさや。
次が嫁さん。
そしてあい。
最後がけいご…。

 

ゼロ・ポジションのリラックス状態…。
みんながおいらの上に乗ってきた…。

おいらのゼロ・ポジションは、
一瞬にして終わり、
筋肉は全力での活動を強いられたのだった…。笑

 

 

さくらとね…。

 

 

 

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