オルタネータ ベアリング交換

 

 

少し前から
メーターのインジケータ・ランプが
 チラチラ点灯するようになってきた。

 

 『 むむむぅぅぅ〜…。』

 

インジケータ・ランプが点灯するのは
オルタネータが異常で
 発電してないとき…。

 

発電出来てなければ
バッテリーがすっからかんになり
 エンジンの始動は不可能になる…。

 

 

時折出てきた異音も気になるので
 オルタネータを外すことにしました。

 

 で。

 

ついでなので

 『 ベアリングも交換してしまおう!』

 となったワケであります。

 

 

 早速注文です。

 

 ただ、
 ベアリングはディーラーでは買えません。
 (ディーラーだとオルタネータの交換になっちゃいます。)

 

 そのため、
いつの間にか
“なじみ”になってしまった
 いつもの電装屋さんに注文しました。

 

ベアリングが届き
休みが決まったため
 早速作業に入ります。
 (正直、ヤバイ場所なので結構急ぎました。笑)

 

時間を有効に使うために
音が出ない作業は
 夜のうちにやっちゃいます。

 

オルタネータを外すのは
随分慣れて
 早くなったから…。

 

外し方は
オルタネータ ブラシ交換
オルタネータ ブラシ交換2
 を参考に…!?

 

 

オルタネータを外し
 ブラシを見てみると…

 

 何やらヘンなものが見えてます…。

 内側にブラシ(銅)の削れたカス…。

 

 

もしかして
このカスが悪さをして
 インジケータ・ランプが点いてたのかも???

 

とりあえずは
 キレイにしました。

 

 こうなった原因だけど…

 

 前回、
ベアリングが気になってて
CRC(クレ556)をいっぱいかけたのが
 原因ではないか…と…。

 

本来
ベアリングには
グリスが入っているため
 CRCを入れるのはよくありません。

CRCが元々のグリスまで
 流しちゃうんで…。

しかし
異音が気になったんで
応急処置として
 かけるしかなかったんですねぇ…。

しかも
 “たっぷり”と…。

 

それによって
もうひとつのCRCの悪い性質の
埃等を拾ってしまう、
というのが出て
ブラシの削りカスを
 集めてしまったのではないか、と…。

 

 

そんな反省をしながら
 オルタネータを分解していきます。

 

まずはブラシホルダーを外しました。

 

 

 次に外したのがコレ。
 ダイオードとICレギュレータです。

 

 

ステーターコイルからの4端子が
 ダイオードに接続してました。

 

この端子に気をつけながら
オルタネータを
 2つに分解します。

 

 こんな感じに割れました。

 

 

 ロータコイルはこんな感じで、
 手では外れませんでした。
ベアリングのアウター、インナー共
 圧入のようです。

 

 

 それに対し、こちら側は、
 シャフトが普通に抜けました。
ベアリングには
 カバーがしてありました(矢印)。

 カバーを外すと、
 ベアリングがお目見えしました。

 

 

割れたオルタネータを
 固定するためのボルトが矢印のもの。
作業をやりやすくするために
 外しておきました。
 この時も、端子(○部分)には注意してます。

 

 

ココから先の作業は
プレスが必要なので
 夜の作業はココでストップ。

 

 プレス“もどき”を出すのが大変なんで…。

 

とりあえず、
 カバーの清掃を実施。
(笑)
 比較のために途中経過でパチリ。
右側位に汚れていたものを
 左側のようにしました。

 

 

夜が明けたので
 ベアリングを外しにかかります。

 

まずは
 ステータコイル側のベアリングから。

 

 プレス機なんてないので、
 いろんなものを組み合わせて、
 同じような“もどき”に…。

 圧入してあるベアリングを抜きます。

 

 

 ベアリングが抜けました。

 

 

 

アウターレース側にサビが出てます。
が、思ったよりひどくない感じ。

 

 

 外したベアリングと、
 新品のベアリングの比較。
 元が同じ色だったのかは不明。

 

 

 紙ヤスリで、
 サビを落としました。

 

 

次は
 ベアリングの圧入です。

 

 外したときとは逆側にして…

 適当なジグらしきもので押さえます。

 

 

 さすがに新品は輝きが違います!

 

 

 

次は
 ローターコイル側です。

 

 この状態だと、
 ローターコイルがかなりの勢いで落下するので、
 内側にはウエスを敷き詰めてあります。

 シャフトを直接押していきます。

 

 

 外れました!

 

 

 こっち側のサビはヒドイですねぇ…。

 当然こっちにも付いちゃってます…。

 

 

 さて。

 

こっち側のベアリングは
 シャフトに圧入してあります。

手持ちのプーリー外しは
デカ過ぎて
 ツメがベアリングにかかりません…。

 

 

 仕方がないので…

 

針金を活用して、こんな風にして抜きました。

 

 

 抜いてみると…

 

 こんな順番で入ってました。

 

 

 

新しいベアリングを
 圧入します。

 

 例によって色々なものを組み合わせ…
(笑)

ホントは
 インナーレースを押さえないとマズイんだけど、
ないものはないので
 仕方なしにアウターレースを押さえてます…。

 こんな感じで挿入完了。

 

 

 ケース側のサビもキレイに落としました。

 

 

後は
 全て逆の手順で組み付けて完了。

 

オルタネータを取り付け
 エンジンをかけてみると…

 

 

インジケータランプが消えるどころか
 さらに点灯状態が連続してる〜!!

 

 『 は????』

『 さらにひどくなってるって…。』

『 えーっ?????』

 

ということは
 ブラシの銅粉が原因ではない、
 ということになります。

 

 『 ん〜………。』

 

 『 前より悪くなってる…。もしかして…。』

 

と候補に挙がったのは
 コネクタの接触。

 

オルタネータのコネクタを外してみると
 確かに端子が開いている感じです…。

 

しっかりハマルように
曲げてあげてから
 コネクタをつけると…

 

インジケータランプは
 なんにも点かなくなりました。

 

 

 『 なるほどねぇ…。』

 

オルタネータの故障箇所について
電装屋さんにいろいろ相談にのってもらってたけど
 こんなところが原因だったとは…。

 

 

オルタネータのコネクタは
 かなり外しにくい場所にあります。

何回も外したり付けたりしてるので
 開き気味になったようです。

 

 

ベアリングは新調したし
とりあえず
コレでしばらくは
 問題なくすごせるでしょう!

 

 

 

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