呼ばれた…

 

 

 

そんな気がした。


見てみると、こいつがいた…

・・・・・・・・・・・・・・。

「きれいだなぁ…。もうじき満月かぁ…。」

「・・・・・・・・・・・・・・キテる・・・・・・・・。」

 

前回、目に飛び込んできた“月”の印象は違ったけど、
今回のはあんまり…。

 

実際に見える様子は画像とは違う。
悲しいかな、カメラと肉眼では違う。
下に見える家の影はもっとくっきりしてるし、
周辺の雲、電線などいっぱい見えている…。

 

ちょっと場所を変えてみた。

わずらわしかった電線がないところへ…。

 

 

しばらく見ていた。

 

「・・・・・海に行ってみよう・・・・・。」

 

ひどく疲れていて、
今にも眠りそうだったけど、
不思議とこの瞬間だけ
目が覚めたような感じだった。

 

 

ハチマルに乗り込み、
ディーゼル独特の振動に揺られながら
静かに走り出した。

 

窓を全開にして、
心地よい夜風を受けながら…。

 

いつもの海岸線の道の
いつもの場所にハチマルを停める。

 

そして、
いつもの場所に座って
いつものように海を眺める。
いつものように波の音を聴きながら…。

 

見える景色も
いつもとほとんど同じ…。

 

 

月明かりに照らされた海が
とってもきれいだった。

 

強くもなく、
弱くもなく
照らされるままに
静かに、
きらきらと
輝いていた。

 

波の音を
風の音を
聴きながら
  眺めてた…。

 

いろんなことが
頭の中に浮かんできたり
駆け巡ってくるけど、
 次第に消えていく…。

 

そして…


からっぽになっていく…。

 

夜の海は、そんな感覚を
 生み出してくれる…。

 

 

「そろそろ帰るか…。」

 

BGMは
『LOVE PSYCHEDELICO』

 『平井堅』。

 

いつもは
『浜田省吾』
  なんだけど…。

 

 


明日のことが
頭に浮かんできた…。


けれど、
  みんな捨てた…。

 

せめて今だけは…ね。

 

 

 

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