ウォーン M8000B
〜プラネタリ・ギヤ メンテ〜

 

 


ウインチが動くということで、
ギヤ関係のメンテナンスを
することにしました。

ちょっと、気持ち的には
“適当”にやることが
 できなくなってしまいましたが…。

 

当然、初めてのことなので、
慎重にやります。

 

それにしても、
デジカメって便利ですよね〜。

 

今までなら、確実にノートに
イラスト描いて、メモってたことが
画像として保管できるんで
ホントに助かります。

ウインチ本体から、ギヤ部分を外しました。 これが1つ目のプラネタリ・ギヤ。 1つ目を外します。
これが2つ目のプラネタリ・キャリア。 2つ目を外します。下に見えるのが
3つ目のプラネタリ・キャリアです。
3つ目を外します。真ん中にあるギヤが
サン・ギヤとなります。
プラスチック製のプレートです。
1つ目の一番大きいプラネタリ・キャリアの
保護役のようです。
ウインチ本体側です。

ウインチのモーター側から
六角形のシャフトがきて、
サン・ギヤの内側の六角にはまるようです。

 

画像を見てわかるように
サビが出始めていたり、
グリスはろくに入っていない状況です。

何より驚いたのが、
各ギヤ・ユニットの遊びというか
ガタの大きいこと…。
摩耗しているのか?
とも思いましたが、
それほどでもないみたいなので、
「こんなもんなんだぁ」
と、ちょっとびっくりでした。

 

 

早速、
洗浄&破損の確認をしながら、
構造を見ていき、
グリス・アップしていきます。

この内側のギヤを回すことで、
ワイヤーのドラムを回転させるようです。
内側に噛み合っているギヤです。
1つ目の一番大きいプラネタリ・ギヤの
サン・ギヤのとなっています。


レバーの切替で、
フリーとロックになるのですが、
どうなっているのか疑問だったので
見てみました。

@の部分は、ウインチ本体と噛み合います。
ギヤ・ケースがズレないようにしているようです。
切替レバーはBのように、Aのパーツの溝の部分にはまります。
溝にはまるレバーの先端は編心楕円になっていて、
レバーを動かすと、Aの部分が、Cのようにスライドします。

 

 

このスライド部分の内側を見てみます。

@のようにスライドすると、
Aのギヤと、Bのギヤが
噛み合います。
赤矢印のように右にスライドすると、
ギヤがかみ合い、最終的に
ワイヤーのドラムがロックされます。
赤矢印のように左にスライドすると、
最終的にワイヤーのドラムが
フリーになります。

 

このスライド部分の内側のギヤは、
2つ目、3つ目のプラネタリ・ギヤの
インターナル・ギヤになります。

そのため、このインターナル・ギヤの
フリー、ロックでモーターからの動力の
 ドラムへの伝達の断続ができるのです。

 

 

それでは組み付けに入ります。

 

グリスの量がよくわからなかったので、
「これでもか!」って感じでつけました。
これについては、今後メンテを繰り返しながら
様子を見ようと思います。
(たぶん多すぎなんじゃないかなあ…。笑)

本体側にこのギヤをはめます。 もちろん、こんな感じでグリスをつけました。 シャフトを入れます。

 

 

ケース側に移ります。
基本的に外した逆の順序で
組んでいきます。

(後でやってみたら、横にして、シャフトに
 プラネタリ・ギヤを組んだ方がやりやすかったです。)

 

 

このギヤにシャフトの回転が
一番最初に伝わります。

 

次…。

実はこれが、
後でとんでもないことだったと
気付くんですけどね…。

よい子の皆さんは
 真似しないでくださいね〜。

ケースの内側にもグリスを塗りました。 そして、インターナル・ギヤ役の
このギヤの外側にも…。

 

 

順番にプラネタリ・ギヤを組んでいきます。

1つ目のプラネタリ・ギヤ。 2つ目のプラネタリ・ギヤ。 これがプラスチック製のワッシャ(?)。

 

3つ目のプラネタリ・ギヤを組みました。 グリスも塗りました。

 

いよいよ、組付けです。

 

しかし、その画像はありません。

だって…

重いし、うまくいかないし、
大変だったんです…。

1回目は…。

 

そーこーしながら
  なんとか組めました。

 

「やったーっ!」

 と思いながらも、ちょっと確認しました。

 

すると…

 

フリーにした時に
ドラムの回転が
  めちゃくちゃ重い…。

手ごたえ的には…

 グリスの粘り気…。

 

そうです。

塗ってはいけない部分に
グリスを塗ってしまったのです。

それは、ここ!

きれいにグリスを取りました。 もちろん、こっちもです。

 

スライドするギヤの外側に
多少サビがあったので、
グリスを塗ったのですが、
フリーの時にスムーズに
回転しないときは、
切替レバーを外し、
その穴に潤滑剤を入れれば
よくなるでしょう。
(正しいやり方かどうか責任持てませんが…)

 

この後の組み付けは、
ウインチを横にして、
シャフト上に、
3つのプラネタリ・ギヤをつけたまま、
最後にケースを組み付けました。

 

こっちの方が楽でした。

 

その状態も撮ったはずだったのですが、
写っていませんでした…。泣

 

かなり焦っていたのがわかりますね〜。

 

再度、フリーの状態で
ドラムを回すと、
今度はスムーズに回りました!

組み上げ終了!

 

 

実はこの時の画像を参考にして
やったことがあります。

このウインチはかなり長期に渡り、
風雨にさらされた結果、
品番がわからなくなっていました。

持ち主だった岩ちゃんにも
記憶がなく、恐ろしいことを言ってました…。

「 たぶん8000だと思うけど…。
 あれ?6000だっけかな????」

 

おーいっ!

そこ、大事なんですけど〜っ!!

 

確かめるすべはなく、
最終的に、カタログの減速比を見て、
現物の画像から、歯数を数えて計算しました。

 

しか〜し!

 

1つ目と2つ目のプラネタリ・ギヤが
同じ大きさだということをすっかり
勘違いして、3つあったプラネタリ・ギヤを
2つと思っていたおいらには、
 どうしても減速比が出ないっ!!

牧場管理人さんにメールするわ、
CCVは引っ張り出すわ、
あーだ、こーだしながら
 慌てふためいていました。

 

終わってみれば、
 おいらのバカな勘違いでした…。

 

計算の結果、
このウインチは
M8000だということがわかり、
 一安心したのでした…。

 

 

 

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