静岡県・磐田市総合防災訓練@
〜2012.9.2〜

 

 

今回も日程調整が出来て
 防災訓練に参加させてもらうことが出来ました!

 

今年は静岡空港を拠点とし
磐田市17箇所
山・市街地・海エリアで行う
静岡県最大の
 防災訓練となるそうです。

 

 RESCUE天竜の担当は、
 津波の避難救助訓練を中心とした、
海エリアP
竜洋東小学校とのことで
 行ってきました。

 

現地での大まかな流れは

@

竜洋東小学校訓練地震発生と共に、
周辺住民の方々500〜1000人以上が
小学校の屋上へに避難。
(当日までに屋上までの避難階段や柵が作られる)

A

自衛隊のヘリが屋上へ2回、
津波避難者の屋上から救出訓練を実施。

B

下のグランドで、
RESCUE天竜が訓練参加市民の皆様に、
救助機器取扱と救助訓練を実施。


 というもの。

 

さらに、当日は
 “水陸両用車アーゴ”が来るとのこと。

 

 このアーゴは、
救助機器として
総務省消防庁消防研究センターにおいて
災害現場火災消火車両と
無人化(無線)での活動の
実験を行っているものだそうです。

 

今回アーゴ
 津波後の救助車両として

@

津波後の瓦礫上走破

A

要救助者の搬送及び
隊員の人員運搬

 をやる予定だと聞いていました。

 

 

 

今までの訓練では
当日しか参加したことがないんだけど
今回、リョウスケ君が
「前日の準備から参加したい!」
ということで
前日準備していた粉川さん、レイコさん達に
 午後から合流したそうです。

 

 で、当日の朝。

 

リョウスケ君と途中合流し
 磐田に向かいました。

 

 その道中、エライ雨降ってました…。
 ちょっと走るのが怖い位の時もあり…。

 

しかし、
西に向かいながら
周囲が明るくなる頃には
 ほぼ止んできて…

 

 まあ、大して心配もしてないんですけどね。
 天気は…。

 

 

 で、現地到着です。

 

今回のメンバーは
 粉川さん、コウタ君、レイコさん、
 ヒロヨシ君、カミヤさん、ミノル君、ヒロシ君、
 リョウスケ君、おいらの計9名。

 

 

まだ学校の門が開いてなくて
車は入れられなかったけど
早速、今日の流れを
 説明してもらいました。

 

 

 

 

RESCUE天竜の担当場所は
 こんな感じ。

 

 ちょっと番号が逆になっちゃってますが…。

 

A

畳・床の破壊体験

B

削岩機、エンジンカッターの取扱・体験

C

チェンソーの取扱・体験

A

畳・床の破壊体験

@

倒壊家屋からの救出

A

畳・床の破壊体験

 

それぞれの場所で
訓練参加市民の人達に
救助機器取扱を説明・体験させ
 救助訓練を行なうワケです。

 

で、それとは別で
 “津波で流された車両の削除”を
車両搭載のウインチを使い
 おいら達が行うとのこと。

 

@が撤去車両。
実は、この向こう側に
 丸太(障害物扱い)が転がしてあり、
 そいつも撤去します。
Aは地震体験車両。

 

 

 さて。

 

ここで、おいらは
 正直、“目が点”状態になりました。

 

 理由は2.5個あります。

1. 

車両撤去を粉川さん抜きで実施、
かつ大衆の面前でやらなければならない!

2. 

倒壊家屋内で下敷きになっている要救助者を
救い出す為のアドバイスをしなくちゃいけない!
     (コレが一番の難題!!)

0.5. 

このメンツで行くと、
削岩機の取扱説明が自分になる!?

 

 ということなんです…。

 

 

 とはいえ、
訓練開始まで
時間がないため
 早速みんなでリハーサルを実施することに。

 

 

 まずは1つ目から。

 

みんなでぎゃーぎゃー言ってた?んだけど
役割分担は
 割とすぐに決定。

 

 

 次にウインチ車両の選定。

 

 これはヒロヨシ君の80に決定。

 

 

 次に手順。

 

車両をどこに置くか?

どのようなワイヤー・ラインで
牽引するか?

フックをどこにかけるか?


 などなどを確認。

 

まあ、車両の置き位置や
ワイヤー・ラインについては
多少のカンニング(前日参加のリョウスケ君がいたので)?
 もあったような、ないような…。

 

 

とりあえず困ったのは
 フック等をかける場所。

 

普通車は
 かけるトコがないんです…!

 

 腹下はこんな感じで…。
おいら達のようにラダー・フレームではないので
 かける場所がない…。
 さすがモノコック・フレーム…。

 

さらに
起こした後
フック類を外すことを考えると
 腹下は論外。

いちいちジャッキアップしないと
 外せなくなっちゃいます…。

 

 パッと見、サスペンション関係に目が行ったけど…

起こした後、タイヤの奥になるし
下手にサスペンションが縮んだとき
挟まったりしたときには
 目も当てられません…!

 ということで、却下…。

 

すったもんだしてたら
見かねた粉川さんから

「ホイールにかけることが多いよ。」

 とアドバイス。

 

 

コレも
後先考えずにやると
 のちのち困るワケです…。

 

直接ワイヤーのフックでは
 引っ掛けられないため、
 ストラップを使います。

 

 で、かけ方を考えてみると…

 

(画像転載のため、黒帯をつけてあります。)

 

 リヤのやり方が
横転している時にはかけやすいんだけど、
 その場合、
起こしたときにタイヤに踏まれて
 外せなくなっちゃいます。

 

ということで
 フロントのようにかけることになるんだけど…

 

細いストラップじゃないと
 コイツが出来ないんです!!

 

おいらの手持ちのものは
一般的な太さのモノのため
 使い物にならず。

 

結局、粉川さんのヤツを
 借りました。

 

 やれやれです…。

 

 

ちなみに
今回はアルミ・ホイールだったんで
なんとかなりましたが
スチール・ホイールだと
 この方法も使えそうにありません…。

 

 

 

 ここでひとつ!

 

コレは緊急時のことなので
ホイールにかけてるけど
通常時
これをやって
無理やり引っ張ったりすると
ホイールが歪んで
ダメになっちゃう場合があるので
  注意が必要です!!
(ホイールにウインチをかけて引っ張った結果を見たことがあるので…。)

 

平時には
 やらない方がいいでしょう…。

 

もちろん
緊急時には
すべてにおいて
命を守るために
“短時間化”が
  最優先ですが!!

 

 

 

次は
 丸太へのワイヤーのかけ方です。

 

おいらは
最初
 な〜んも考えておりませんでした!

 

 結果、どうしたかと言うと…

 

丸太を持ち上げて
 ワイヤーを敷きました。
(爆)

 

 でも…

 

ホントの重量物であった場合
 そんなことができるはずもなく…

ワイヤーのかけ方も
横転車両と同じように
 ちゃんと考えないといけません。

 

 

まず、ワイヤーをまわしてかける場合、
こんな感じで隙間のある場所を
見つけなければなりません。

 

 

そう考えると
ホイールにかけた時と同じく
細めのストラップや
 ワイヤーが必要になってきます…。

 

 次にかけ方です。

 

最初はこんな感じに
 かけてみました…。

 

 でも、ワイヤーなんで、
 紐のように締まり切らず…。
引っ張り始めたら
 抜けちゃいそうで怖い…。

 

 

そんなときに
アイデアを出してくれたのが
 ミノル君とヒロシ君。

 

ワイヤーがスムーズに締まるように
 シャックルを使いました。

 

こうすれば、ワイヤーがスムーズに締まります。

 

 

 なるほど、なるほど。

 

やはり
ワイヤーを普段から
仕事なんかで使っていると
 違いますね!

 

 

ちなみに
この時は
こんな形でワイヤーを引っ掛けて
引きずって移動したけど
“限られた道具”を
“ダメにしない(壊さない)”ことも
 考えてやらなければいけないですね…。

 

下敷きになっている部分のワイヤーは
 確実に傷むんで…。

 

 

とまあ、そんな感じで
まだまだ
 先は長いんですが…。
(笑)

未経験”、故の
 うろたえ振り、
 時間のムダ遣い加減、
 対処方法の決まりの悪さ、
などなど
自らやってみて
 初めてわかることが
 いっぱいです…。


自分の無力さを
 モロに痛感しながら。
訓練の大切さを
 改めて思いながら。
この後も
 準備が続きます…。

 

 

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